オメガバースを題材に、支配される“性”の逆襲を描く「オメガ・メガエラ」1巻

「オメガ・メガエラ」1巻

丸木戸マキ「オメガ・メガエラ」1巻が、本日7月6日に発売された。

「ポルノグラファー」「アケミちゃん」などのBL作品で知られる丸木戸がオメガバースを題材に描く本作は、男女それぞれに数が少なく優れた性とされるα(アルファ)、最も人口が多い一般層β(ベータ)、αより数が少ないがαの子を妊娠可能なΩ(オメガ)という6種の性が存在する世界を舞台に、とある一族の家督争いを描く愛憎劇。高校の校長を務める漆間犀門は、Ωでありながらも子を生せない“メガエラ”のため、嫁ぎ先の一族・英家で疎まれながら生活を送っていた。そんなとき、英家の当主・善治郎に、自身の隠し子を探すよう頼まれる。犀門は、探し出したΩの九条間宮を、αと偽り英家に招き入れるが……。なお発売を記念し、アニメイト、コミコミスタジオ、喜久屋書店では購入特典が用意された。