マンガ賞W受賞作「鼻紙写楽」新シリーズがBC増刊号で開幕、新鋭の新連載も

「鼻紙写楽 菊之丞」扉ページ (c)一ノ関圭/小学館

一ノ関圭「鼻紙写楽」の新シリーズ「菊之丞」が、本日5月17日発売のビッグコミック6月増刊号(小学館)にて開幕した。

「鼻紙写楽」は2015年に単行本化され、第20回手塚治虫文化賞と第45回日本漫画家協会賞の大賞をダブル受賞した作品。新シリーズでは安永元年の秋、歌舞伎界でとある事件が巻き起こる。寡作のため“幻の作家”と呼ばれる一ノ関がつぶさに描き出す、新たな物語に注目だ。

さらに今号では、新鋭・小日向まるこの新連載「アルティストは花を踏まない」がスタート。第一次世界大戦後のフランスを舞台に、激動の時代を生き抜く子供たちを暖かみのあるタッチで描いていく。なお小学館のWebサイト・コミスンでは、2作品の冒頭4ページを配信。またビッグコミック本誌に掲載された、「アルティストは花を踏まない」の読み切り版も公開されている。