「刑務所でマンガを教えています。」苑場凌の実録エッセイがフラッパーで始動

「刑務所でマンガを教えています。」扉ページ

苑場凌の新連載「刑務所でマンガを教えています。」が、本日5月2日発売の月刊コミックフラッパー6月号(KADOKAWA)でスタートした。

同作は山口にある刑務所・美祢社会復帰促進センターで、センター生と呼ばれる受刑者に絵の指導をしている苑場が、活動を始めた経緯や指導方法などを明かすノンフィクション。苑場は自身が作画を担当したコミカライズ本「浅見光彦ミステリースペシャル23 汚れちまった道」で、受刑者が描いた絵を背景に使用しており、今作でもそうした背景画を積極的に採用している。なお受刑者の背景画は、Webサイト・漫画家本舗にて誰でも購入・使用することが可能だ。苑場は自身のTwitterにて、「法務省の許可を得ながら、えがけるギリギリまでセンター生とのやり取りを描きたい」と述べている。

そのほか今号では、櫻日和鮎実「パニくる!?」、エム。「純潔のS子ちゃん。」の2作が最終回を迎えた。「パニくる!?」の単行本は7月13日に、「純潔のS子ちゃん。」の最終2巻は6月23日に発売される。