がん患者の家族は“第二の患者”?青鹿ユウが神崎裕也の看病生活を綴った単行本

「今日から第二の患者さん」

青鹿ユウの単行本「今日から第二の患者さん がん患者家族のお役立ちマニュアル」が、5月12日に刊行される。

物語はマンガ家のユウが、入籍前日に婚約者のオット君(仮)から大腸がんを告白されるシーンからスタート。看病をすることになったユウは、「オット君(仮)が一番ツライんだから私がしっかりしなきゃ」と支える側としての意識を持つが、看病生活や周囲の人々の言葉に心身ともに疲れてしまう。そんなとき、がん患者の家族は患者本人と同様に苦しみを抱くことから、“第二の患者”と呼ばれることを知り……。

同書は青鹿がオット君(仮)こと、「ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―」の作者・神崎裕也の看病をする過程で、実際に体験したできごとに基づき執筆したエッセイマンガ。看病生活の中での発見や知見がまとめられた、実録の“お役立ちマンガ”だ。