伝説の男の現在は?能條純一が描く麻雀マンガ「哭きの竜」新作収めた単行本

「哭きの竜~Genesis~」

能條純一「哭きの竜」の新作を収録した単行本「哭きの竜~Genesis~」が、小学館より刊行された。

「哭きの竜」は強運を持つ男・竜を中心に、極道たちの人間ドラマを描いた麻雀マンガ。1985年から1990年まで別冊近代麻雀(竹書房)にて連載され、「あンた、背中が煤けてるぜ」などの名セリフを生み出した。「哭きの竜~Genesis~」ではフリーライターの男・水戸が、かつて“哭きの竜”と呼ばれた伝説の男を探す場面から物語が始まる。竜に出会った水戸は、麻雀の世界に足を踏み入れていき……。

同書にはビッグコミックオリジナルに掲載されたプロローグに加え、ビッグコミックオリジナルギャンブル増刊号と、ビッグコミックオリジナルのデジタル版(いずれも小学館)で展開された本編全11話を収録。300ページの大ボリュームで楽しめる。なお能條はビッグコミックオリジナルにて、新連載「昭和天皇物語」をスタートさせたばかりだ。