映画「3D彼女」劇中アニメの“魔法少女・えぞみち”の声は神田沙也加

えぞみちのキャラクタービジュアル。

那波マオ原作による実写映画の追加キャストが発表された。

中条あやみ演じるリア充な美少女・五十嵐色葉と、佐野勇斗(M!LK)演じるオタク男子・つっつんこと筒井光の関係を描く不器用なラブストーリー「3D彼女 リアルガール」。このたび明らかになったのは、つっつんが夢中になっている「魔法少女 えぞみち」に登場するキャラクター・えぞみちの声優を務める神田沙也加。えぞみちは「~~べさ」という語尾が特徴的な魔法少女で、色葉と筒井が2人でアニメを鑑賞するほか、重要なシーンで度々登場する。

今回のキャスティングは英勉監督からの熱烈なラブコールによって実現。出演について神田は「オファーを頂いて、すごくうれしかったです。実際に原作も読ませて頂きましたが、『実写にしたらすごく新しい試みなんじゃないかな』と思って、アフレコをすごく楽しみにしています。えぞみちも可愛くて、ファンになりました!」とコメントしている。

さらに、2次元にしか興味が無い息子の将来を心配し騒々しく見守る筒井の家族として、父・充役に竹内力、母・紀江役に濱田マリ、弟・薫役に荒木飛羽が決定。また物語の重要な鍵を握る色葉の主治医・間淵慎吾役を三浦貴大が務める。

映画は今秋に全国ロードショー。なお原作はデザート(講談社)で連載され、単行本と新装版全12巻が刊行された。また4月より日本テレビのAnichU枠にてテレビアニメもスタートする。

神田沙也加(えぞみち役)コメント

オファーを頂いて、すごく嬉しかったです。実際に原作も読ませて頂きましたが、「実写にしたらすごく新しい試みなんじゃないかな」と思って、アフレコをすごく楽しみにしています。えぞみちも可愛くて、ファンになりました! まず、ツインテールという時点で、私の中でかなりポイントが高いです!
監督からお手紙を頂いたのですが、最後に「えぞみちに会えるのを楽しみにしています」と書いてくださっていて。そんな風にお手紙を頂くとか、熱意を受け取るというのもあまり多いことでは無いので、すごく嬉しかったです。
えぞみちとして、色葉とつっつんの恋路をからかいつつ見守れたら良いなと思います。

プロデューサーコメント

神田沙也加さんは、実は最近ずっと声優として気になっていた方で、いつかご一緒したいと思っていました。兎に角、アニメ作品を観ていて「これは」と技量に驚いたキャストの名前をエンドロールで確認すると、神田さんだったということが続きまして。
ですので、「3D彼女 リアルガール」の中での劇中アニメ「魔法少女えぞみち」の声のキャスティングで真っ先に浮かんだ方です。「魔法少女えぞみち」は本作の主人公であるつっつんが大好きなアニメの主人公であり、かつメンター的な存在でもあり。いち劇中アニメキャラに留まらない、かなり複雑な役どころです。ですがきっと、神田沙也加さんなら、この複雑な魅力を持つ「えぞみち」に命を吹き込んで、更に魅力的な存在にして貰えると信じています。みなさんもご期待ください。

竹内力さん、濱田マリさん、荒木飛羽さんは映画「ヒロイン失格」でご一緒していたので、実はこの「3D彼女 リアルガール」のキャスティング初期の段階から、英勉監督とは、出演して貰ったら面白いねという話はしていました。そして実際にオファーしたところ、みなさん快諾を頂き、今回は筒井一家という家族役で、息ぴったりの演技を見せて貰いました。
竹内力さんは、クールな強面を封印しての、爆笑の顔芸演技で、中条あやみさん・佐野勇斗さんも思わず本番で吹き出してしまう程。勿論、英監督らスタッフも大大爆笑でした。
濱田マリさんは、今回は、リビングで勢い良く宙に舞うアクションを披露。現場で何度も床に敷いたマットレスに飛び込んでいました。どんなシーンかは映画を観てのお楽しみ。
荒木飛羽さんは、そんな二人を両親に、佐野勇斗さん演じるつっつんを兄に持つしっかり者の弟役ですが、クールな演技でコメディシーンを演じるという挑戦をして貰いました。

色葉の主治医である間淵慎吾医師は、色葉や筒井を静かに見守り、時に大人のアドバイスをしてくれる、頼りになる兄貴分的な存在です。そんなさり気ない優しさと説得力を佇まいで表現できるのは、若手の中では、三浦貴大さんだと思いオファーしました。そんな期待を、遥かに上回る演技を見せてもらいました。特に後半の演技は圧巻! 要注目です!

映画「3D彼女 リアルガール」

2018年秋全国ロードショー
原作:那波マオ『3D彼女 リアルガール』(講談社「KCデザート」刊)
監督:英勉
出演:中条あやみ、佐野勇斗
清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう
三浦貴大、神田沙也加(声の出演)
濱田マリ、竹内力 ほか

(c)2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 (c)那波マオ/講談社