竹宮惠子、西谷祥子・おおやちき・波津彬子の原画’（ダッシュ）並ぶ企画展

2018年2月1日2018年2月1日 editor

「竹宮惠子監修原画´（ダッシュ）展示シリーズ幻想と日常の間～西谷祥子・おおやちき・波津彬子」ビジュアル

竹宮惠子、西谷祥子、おおやちき、波津彬子の精巧な複製原画「原画’（ダッシュ）」が並ぶ企画展が、本日2月1日から5月27日にかけて京都・京都国際マンガミュージアムにて開催される。

「原画’（ダッシュ）」とは、コンピューターにマンガの原稿を取り込み、綿密に色調整を重ねた上で印刷した高精度な複製原画のこと。退色劣化しやすい原稿の保存と公開を両立させるべく竹宮を中心に研究と開発が進められ、現在は京都国際マンガミュージアムと京都精華大学国際マンガ研究センターが共同で「原画’（ダッシュ）」を研究し制作するプロジェクトを進めている。

竹宮が監修を務める本展では、西谷、おおや、波津、竹宮の「原画’（ダッシュ）」85点などを展示。5月20日には2部制のイベントが実施され、第1部では波津が初のイギリス旅行や現地で行われた「原画’（ダッシュ）」展の思い出について語るトークショーが行われる。第2部では波津と竹宮、雑誌・JUNE（マガジン・マガジン）の元編集長・佐川俊彦が、ボーイズラブおよび“やおい”が1つのジャンルとして確立する前を振り返るトークイベントを開催。詳細は本館の特設ページにて確認しよう。