會川昇×虚淵玄「新潟国際アニメーション映画祭」で時代劇アニメの魅力語る

「ストレンヂア -無皇刃譚-」より。 (c)BONES/ストレンヂア製作委員会2007

「第2回新潟国際アニメーション映画祭」の「FORUM フォーラム部門」と「オールナイト部門」のラインナップが発表に。「オールナイト部門」ではアニメ「鋼の錬金術師」の脚本担当・會川昇と「魔法少女まどか☆マギカ」の原作・脚本担当の虚淵玄によるトークショーが3月19日に行われる。

3月15日から20日にかけて開催される「第2回新潟国際アニメーション映画祭」。「オールナイト部門」のテーマは“時代劇アニメ”に決定した。90分にわたり展開される會川と虚淵のトークショーは「時代劇アニメの魅力、ファンタジー全盛期のいま作られるべきものとは?(仮)」と題された。また、オールナイトの上映の作品には「少年猿飛佐助」「劇場版 戦国奇譚妖刀伝」「機巧奇傳ヒヲウ戦記(21話)」「ストレンヂア -無皇刃譚-」をラインナップした。

そのほかアニメーションを学術的な観点から見直す「FORUM フォーラム部門」では小特集として、実写では不可能なテーマを映像化する“ドキュメンタリー・アニメーション”を紹介。「戦場でワルツを」「背の高い男は幸せ?」「ロックス・イン・マイ・ポケット」が上映され、クリストフ・テルヘヒテによる講演が行われる。さらに医師でありマンガ家・Alex Thomasや医療の知見を持つ教授などが登壇し、アニメの医療福祉への貢献を語るシンポジウムや、新潟をはじめとした地域でアニメの制作環境を整えるには何が必要なのか、地元のアニメスタジオ経営者らがディスカッションする研究会も実施する。

「第2回新潟国際アニメーション映画祭」

期間:2024年3月15日(金)~20日(水)
主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会

「時代劇アニメの魅力、ファンタジー全盛期のいま作られるべきものとは?(仮)」

日時:2024年3月19日(火)
出演:會川昇虚淵玄

「Animation and Medicine」

出演(予定):能村友紀、石井雅子、豊田典子(司会)、Alex Thomas、Gary Ashwal、中垣恒太朗、小林翔

「地方から拡がるアニメ産業のミライ・望ましい地方展開の姿とは?――政策・スタジオ・クリエイター・地域」

出演:増田弘道、森祐治、長谷川雅弘、松本淳、内田昌幸・荒尾哲也

「ラサール芸術大学―新潟大学アニメーション研究交流2024」

登壇者:Chris Shaw、GAN Sheuo Hui、石田美紀、鈴木潤