自分の人生などない、模造品として生きる少女の物語「レプリカだって、恋をする。」
花田ももせ「レプリカだって、恋をする。」1巻が、本日11月27日に発売された。
「レプリカだって、恋をする。」は、榛名丼の小説を原作としたコミカライズ作品。少女・愛川素直の模造品(レプリカ)として生み出され、セカンドと名付けられた少女は、素直のやりたくないことをする身代わりとして人生を過ごしてきた。素直が望むときに呼び出され、いらなくなれば消されるだけの存在だったが、それでもセカンドは身代わりとして過ごす学校生活を楽しもうとしていた。しかしセカンドが自由に振る舞うことを素直は良しとせず、レプリカでしかないセカンドは自分の気持ちを押し込めざるを得ない。そんなセカンドがクラスメイトの男子・真田と親しくなったことから物語は動き出す。