ビーム新連載に羽生生純とイシデ電、谷口菜津子の読み切り「サセコちゃん」掲載

羽生生純「ルームロンダリング」第1話より。

片桐健滋・梅本竜矢原案による羽生生純「ルームロンダリング」、イシデ電「猫恋人」という新連載2本が、本日12月12日発売の月刊コミックビーム2018年1月号(KADOKAWA)でスタートした。

「ルームロンダリング」は、ワケありの部屋に一度居住し事故物件としての履歴を洗浄していく“ルームロンダリング”を生業とする女性・八雲御子を主役としたダークファンタジー。TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015の準グランプリを受賞した作品が元になっており、池田エライザ、オダギリジョーら出演の映画が2018年に公開される。「猫恋人」は、猫と人をめぐる恋物語。足で頭を掻こうとしたり、床に置いた皿からご飯を食べたり、なぜか猫の真似を始めた彼女のことを恋人の男性が心配する様子が第1話では描かれる。

そのほか今号では、谷口菜津子が読み切り「サセコちゃん 愛をさがす」を執筆。これまでビームで発表した短編や、自主制作マンガ誌のユースカに掲載された作品を収めた谷口の単行本「彼女は宇宙一」は、2018年1月12日に発売される。また須藤真澄「どこか遠くの話をしよう」が最終回を迎え、単行本下巻は同じく1月12日に刊行予定。