生きて、生かされ、転んで、起きて。道草晴子24年の軌跡が1冊に「完本 みちくさ日記」
道草晴子の単行本「完本 みちくさ日記」が、本日8月24日に発売された。
「完本 みちくさ日記」は道草による「みちくさ日記」「よりみち日記」「よりみち日記2」をまとめた書籍。13歳の若さでちばてつや賞の優秀新人賞を受賞しデビューするも、ほどなく精神科病院に入院し30歳で再びマンガを描き始めるまでを描く第1章、初めて単行本を出した32歳までのことを追った第2章、プロとして歩み始めた32歳から37歳までに起きた混乱や周囲の人々のあたたかさをつづった第3章のほか、描き下ろしの“道草晴子人生年表”“よりみちシモキタマップ”が収録された。初回配本特典は“みちくさ絵葉書”の3枚セット。配布対象店舗はトーチwebで確認を。
8月27日には道草と「みちくさ日記」シリーズを応援していた曽我部恵一のトークイベントを東京・青山ブックセンターで開催。定員は80人で、青山ブックセンターの公式サイトで申し込みを受け付けている。また、刊行を記念した絵画展「HarukoMichikusa exhibition」が、8月30日から9月25日まで東京・三軒茶屋のTwililightで開催。新作水彩画と抽象画が展示され、初日と最終日、期間中の土日は道草が在廊する。会期中の9月8日には道草と小説家・西崎憲のトークイベントも開催予定だ。
なおトーチwebでは「完本 みちくさ日記」発売に寄せて、著名人からの応援メッセージを公開中。曽我部と西崎に加え、精神科医の阿部大樹、大橋裕之、翻訳家・ライターの野中モモ、映画監督の濱口竜介、放送作家の古川耕、作家の燃え殻、矢部太郎、作家の吉本ばなな、ライムスター宇多丸がコメントを寄稿している。