志村貴子「おとなになっても」がKissで完結、胸騒ぎの大人の百合物語

「おとなになっても」9巻

志村貴子「おとなになっても」が、本日8月24日発売のKiss10月号(講談社)で最終回を迎えた。

2019年3月に同誌で連載開始された「おとなになっても」は、小学校の教師・大久保綾乃と、バーで働く女性・平山朱里の恋愛を描く作品。初めての気持ちに戸惑う夫のいる綾乃と、そんな綾乃に振り回されながらも惹かれる心を止められない朱里、2人を取り巻く人々の姿が描かれた。単行本は9巻まで刊行されている。

また同号では和田こまの「焦がした愛はままならない」、ナカガワパリの「成瀬は恋が証明できない」の新連載2本がスタートした。「焦がした愛はままならない」は、パティシエの実果子と、実果子が7歳の頃から20年間片思いしている15歳上の書道の教師・朋也、そして朋也の義理の息子・龍平の関係を描くラブストーリー。また「成瀬は恋が証明できない」では、理工学研究科の大学院生・日和子と、同じ研究室の頭脳明晰な成瀬の関係が描かれる。