ストーカーの嘘から始まる「灰色の乙女」ドラマ化、桜井玲香&中田圭祐がW主演
新田チハル 「灰色の乙女」がTVドラマ化。桜井玲香と中田圭祐のダブル主演で、9月5日よりMBS・TBSの「ドラマイズム」枠で放送される。
2019年より電子コミック配信サービス・コミックシーモアで配信された「灰色の乙女」。広告会社に勤める鏡蔦子(かがみつたこ)は、20年間ずっと片思いしている維井莇(いいあざみ)に対し、ストーカー行為をしている。ある日、いつものように莇を付けていた蔦子は、彼が車にひき逃げされる現場に遭遇。莇が記憶喪失になったことを知り、自分たちは恋人同士だと嘘をつく。その後も蔦子は次々と嘘を重ね、その行動もエスカレートしていき……。甘さと不安が入り混じる、緊張感あるラブサスペンスだ。
蔦子役の桜井は「人を愛し、愛され過ぎたが故に全てが狂い始めた時、どこに行き着くのかを見届けて頂きたいです」とコメント。莇役の中田は蔦子について「少し変わってはいますが1つの愛の形としてはすごくピュアで愛おしくも見えてきました」と述べる。原作者の新田も「演じてくれる女優さんが蔦子として生きてくれる時間がある事、莇や莇の両親、菫もドラマ化でどんなふうになっていくのか、凄く楽しみです」と期待を寄せた。
新田チハル(原作者)コメント
ドラマ化して頂けること感謝しています。
ストーカーにあたる行為は
「立場や人、角度を変えて見た時に全く違う解釈をされるのではないか?」と思い、
その不思議さを感じて作った作品でした。
犯罪はいけませんが、蔦子はそのギリギリを行ったり来たりします。
その上で読んだ人が「蔦子を応援したい」と思ってくれたら、
違う視点がその人の中に入っていく面白さがあるんじゃないかなと思いました。
演じてくれる女優さんが蔦子として生きてくれる時間がある事、
莇や莇の両親、菫もドラマ化でどんなふうになっていくのか、
凄く楽しみです。
桜井玲香(鏡蔦子役)コメント
愛情が持つパワーは計り知れません。でも、一歩間違えるとそれは「愛憎」になり、「憎しみ」にもなり得ます。
人を愛し、愛され過ぎたが故に全てが狂い始めた時、どこに行き着くのかを見届けて頂きたいです。
色々な顔を持つ蔦子を存分に楽しみたいと思います!
中田圭祐(維井莇役)コメント
まず初めに原作を読んだ素直な感想は蔦子さん怖いなと思いました(笑)
ですがこの作品を何度か読んでいくうちに少し変わってはいますが1つの愛の形としてはすごくピュアで愛おしくも見えてきました。
記憶喪失がきっかけではありますが、莇君はそんな蔦子の真っ直ぐすぎる気持ちを受けて変化していくんだなと。そこを最後まで大切に感じて莇君を演じて行きたいです。
ドラマイズム 「灰色の乙女」
MBS:2023年9月5日(火)より、毎週火曜24:59~
TBS:2023年9月5日(火)より、毎週火曜25:28~
スタッフ
監督:椿本慶次郎、戸塚寛人
脚本:天野千尋、熊谷まどか、野崎浩貴
原作:新田チハル「灰色の乙女」(ソルマーレ編集部)
制作プロダクション:ソケット
製作:「灰色の乙女」製作委員会・MBS
キャスト
鏡蔦子:桜井玲香
維井莇:中田圭祐