はらだ、竹宮ゆゆこのブロマンス小説「心臓の王国」の装画を担当

「心臓の王国」

はらだが本日7月21日に発売された竹宮ゆゆこの小説「心臓の王国」の装画を担当した。

「とらドラ!」「ゴールデンタイム」などの作品で知られる竹宮。「心臓の王国」は17歳の鬼島鋼太郎が、夏休みのある日、白いワンピースのような服に身を包む美青年と橋の上で出会うところから始まる。「アストラル神威」と名乗るその青年は数日後に鋼太郎の通う高校へ転入。青春を謳歌しようとする神威に巻き込まれながら、鋼太郎もともに高校生活を送るが、そのうちに神威が抱える“恐ろしい秘密”を知り……。2人の男子高校生が織りなすブロマンスが描かれる。

竹宮ゆゆこコメント

はじめは、ゾンビ襲来の話を書くつもりでした。生きているようにゾンビは動き、呻き、叫び、追ってくる。みんなアレは死体だと言う。生きてもいないし人間でもないからアレは撃ち殺していいと言う。そういう話を書こうとしたのに、結局、ゾンビの襲来は起こりませんでした。生きている十七歳の高校生たちが、笑い、泣き、歌って踊って大騒ぎする話になりました。でも、最初はゾンビです。これは、ゾンビから始まった物語です。