カレーやビール、あんぱんの原点とは ラズウェル細木による食の見聞録「文明開化めし」
ラズウェル細木「文明開化めし」の上巻が、本日7月13日に発売された。
「文明開化めし」はポークソテーやビーフシチューなど、現代ではおなじみになった料理の原点や誕生秘話を描く見聞録。1866年、開国以来横浜にはたくさんの外国人が住むようになっていた。かわら版売りの三吉は、かわら版の内容を刷新したい主人から外国人の食文化を探るよう言い付けられ、取材記者に抜擢される。未知の味わいに翻弄される三吉だったが、次第にその魅力に目覚めていき……。上巻にはカレー、ビール、あんぱんなどをテーマにした29話が収録され、描き下ろしエピソードも2話収められた。