映画「イタキス」佐藤寛太が「そのままでいいよ」と美沙玲奈の琴子を称賛

「イタズラなKiss THE MOVIE3 ~プロポーズ編~」初日舞台挨拶にて、左から溝口稔、美沙玲奈、佐藤寛太。

多田かおる原作による映画「イタズラなKiss THE MOVIE3 ~プロポーズ編~」の初日挨拶が、本日11月25日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて開催された。

挨拶には入江直樹役の佐寛太(劇団EXILE)、相原琴子役の美沙玲奈、溝口稔監督が登壇。「イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~」「イタズラなKiss THE MOVIE 2 ~キャンパス編~」に続くシリーズ第3弾となる本作では、父親の会社を助けるため取引先の会長の孫娘との縁談を承諾した入江と、彼のことを諦めようとする琴子を描いていく。

「イタズラなKiss THE MOVIE」シリーズで初めて主演を務めた佐は、「原作にも役にも思い入れのある素敵な作品です」と思いを口にする。また印象に残った撮影について3人は、本作のポスタービジュアルにも使用されている“雨のプロポーズシーン”を回想。溝口監督が「24時回ってからの撮影で、終わったのは夜中の2時3時くらいだったかな」と振り返ると、佐は「監督! 4時頃までいきませんでしたか? もう明るくなっていたような……」と訂正する。美沙も「テストを含めると夜8時くらいから濡れ続けていたような」と続けると、溝口監督は「昼間も別のシーンを撮っていたから時計の針がぐるーんと回ったような撮影でしたね!」とまとめた。

「役柄について一緒に相談したことは?」という質問を振られた佐と美沙は、目を見合わせながら「ない?」「ないよね?」と確認しあう。美沙は「佐くんが『玲ちゃんはそのままでいいよ』と言ってくれていたので。だから(指摘されたのは)方言が出たときくらい(笑)」と撮影中のエピソードを披露。そんな2人のやりとりを見た溝口は佐に対し、「テレビドラマと違って映画は大きなスクリーンで観るためのもの。だから目の動きとか繊細な部分で感情を表現しなければいけないので難しい役でしたよね」と語りかける。また美沙には「琴子ちゃんは全身で喜怒哀楽を表現するのが難しい役どころだったのでは」とコメントし、「でも2、3作目ともなると(2人とも)言わずもがなでした!」と賞賛を送った。