国産Webtoonの現在地は?「百と卍」がヒットした理由は?マンガ家のためのトークイベ

「漫画家ミライ会議2022 -漫画が、拡張する。-」バナー

“令和時代を生きる漫画家のため”と銘打たれたオンライントークイベント「漫画家ミライ会議2022」が、12月15日・16日に開催される。

「漫画家ミライ会議」は急成長を遂げるマンガ業界において、今のマンガ家たちが何を考え、どんなキャリアを歩もうとしているのか、マンガ家の生き方や考え方、創作論まで、さまざまな角度から意見をシェアし合うトークイベント。2022年は「漫画が、拡張する。」をテーマに、ジャンルの細分化やWebtoonという新たなフォーマットの台頭、メディアミックスの多様化、制作環境の技術的進化などにフォーカスする。

1日目のオープニングを飾るのは、Studio No.9所属作家・江藤俊司とLINEマンガ編集者・坂井優太氏によるトークセッション「国産WEBTOONの現在地」。またお金に詳しいマンガ家・ヒロユキに、お金の話が苦手なマンガ家・若林稔弥が話を聞く「漫画家とお金」、「百と卍」の紗久楽さわが担当編集・小林愛氏と作品誕生の裏側やヒットへの道のりなどを語る「異色のBL『百と卍』がヒットした理由」が予定されている。

2日目にはちばてつやが登場し、ナンバーナイン代表取締役社長・小林琢磨を相手に、さまざまな質問に答える企画「ちばてつや氏が、いま漫画家に伝えたいこと」を展開。さらに「こういうのがいい」「間違った子を魔法少女にしてしまった」などで知られる双龍が、ペンタブ・液タブを開発するワコムの“中の人”塩川浩章氏、西澤直也氏と「漫画表現とデジタルツールの進化」を語り合うトークセッション、「レイリ」「バイオレンスアクション」の室井大資と映画監督・阪元裕吾の異分野クリエイターによるクロストーク「映画と漫画の創作論」が並ぶ。

総合司会として、“よしもと漫画研究部部長”としても活動しているお笑い芸人・吉川きっちょむも参加。各トークセッションの間にはゲストトークも企画されている。

配信はZoomウェビナーおよびYouTube Liveにて行われる予定で、参加は無料。なおZoomウェビナーでの視聴には事前登録が必要となるため、詳細はイベントページなどで確認を。