舞台「ACCA13区監察課」本日開幕、円形の舞台で「どこから観ても満足できる」

「舞台『ACCA13区監察課』」開幕前日会見より。左からニーノ役の丘山晴己、ジーン・オータス役の荒木宏文、モーヴ役の蓮城まこと。 (c)オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・ACCA製作委員会 (c)舞台ACCA製作委員会

オノ・ナツメ原作によるテレビアニメ「ACCA13区監察課」の舞台版が、本日11月3日に開幕。去る2日には開幕前日会見が行われ、ジーン・オータス役の荒木宏文、ニーノ役の丘山晴己、モーヴ役の蓮城まことが出席した。

このたびの舞台は、円形のステージにて展開。荒木は「どの角度からも見られてしまうこの劇場だからこその演出を視野に入れて稽古してきました。どこから観ても満足していただける作品になったと思います」と自信を見せる。

丘山は「マンガやアニメのニーノのイメージ像が皆さんあると思うんです。舞台にするときに、そこをどう表現していくかが大変でした」と心境を述べながらも、「精一杯やらせていただきますので、楽しみにしていてください!」と意気込みを述べた。

また開幕を翌日に控え、蓮城は「楽しみであり、緊張であり……ドキドキしております。私自身モーヴという役が大好きですし、マンガ、アニメから飛び出した舞台版が初めてということなので、がんばりたいと思います」と思いを語る。

荒木はジーンという役どころについて、「原作やアニメのジーンって脱力系だと思うんですが、舞台で演じるうえで、首から下は気を抜くことができないので、表情の脱力と首から下の立ち姿のバランスを意識しました」と語る。また荒木は「1回観た方も『違う席で別の角度から観たい!』と、次を期待してしまう作り込みになっています」と同作をアピールした。

「ACCA13区監察課」は、13区に分かれた王国にある巨大統一組織・ACCA(アッカ)に関わる人々を描く群像劇。原作は月刊ビッグガンガン(スクウェア・エニックス)にて連載され、アニメは今年1月から3月まで放送された。舞台は本日11月3日から12日までの期間、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演。なお本公演のBlu-ray / DVDが、2018年4月24日にリリースされることも決定している。

「舞台『ACCA13区監察課』」

日程:2017年11月3日(金・祝)~12日(日)
会場:東京・品川プリンスホテル クラブeX

スタッフ

原作:オノ・ナツメ(掲載 月刊「ビッグガンガン」スクウェア・エニックス刊)
脚本・演出:石井幸一(一徳会/K・A・G)
音楽:滝千奈美
作詞:うえのけいこ
振付:黒田育世

キャスト

ジーン・オータス:荒木宏文
ニーノ:丘山晴己

スペード:平川和宏
パスティス:鷲尾昇
パイン:伊藤明賢
モーヴ:蓮城まこと

オウル:川本成
ウォーブラー:伊阪達也
ビスキュイ:鳶野恭平
シュヴァーン:山崎晶吾
マギー:北川尚弥
ロクステッラ:前田隆太朗

文、秉泰
Ibu

グロッシュラー:鈴木省吾

リーリウム:今村ねずみ
ほか

(c)オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・ACCA製作委員会
(c)舞台ACCA製作委員会