開かずの扉の向こうにマリー・アントワネット!大井昌和が描く新米パン屋の物語

「パンがなければ焼けばいい」

大井昌和の単行本「パンがなければ焼けばいい」が、本日8月17日に発売された。

「パンがなければ焼けばいい」は、大好きなおばあちゃんのパン屋を継ぐことになった孫娘・玉木凪の物語。パン作りなどしたことがないOLの凪は、おばあちゃんの遺してくれたレシピで看板メニューのクロワッサンを再現しようとするが、常連からは「なにかちがう」と言われてしまう。そんな彼女が、遺言で開けてはならないと言われていた倉庫の奥の扉に入ってしまい、その中が生前のマリー・アントワネットの部屋に通じていたことから物語は動き出す。新米パン屋の凪がさまざまな壁にぶつかり、その乗り越え方をマリー・アントワネットから学んでいく姿を描く。なお大井の代表作「ちぃちゃんのおしながき」18巻も同時発売となっている。