マンガ版「戦争は女の顔をしていない」など戦争関連書籍をKADOKAWAが無料配信
コミカライズ版「戦争は女の顔をしていない」や「はだしのゲン」「石の花」など戦争に関連する9作品の書籍が、総合電子書籍ストア・BOOK☆WALKERで本日5月10日から16日23時59分まで無料配信されている。
KADOKAWAおよびKADOKAWAグループが文化の持つ力を信じ、多くの人に戦争や平和について考える一助としてもらうため「今こそ戦争について、考えよう」と題して展開しているこのキャンペーン。マンガは「戦争は女の顔をしていない」全巻、「はだしのゲン」第1巻から第4巻まで、「石の花」全巻、「まんが人物伝 アンネ・フランク 日記で平和を願った少女」がラインナップされた。ほかにもジョージ・オーウェルの「1984」、佐藤亜紀の「黄金列車」、太田愛の「彼らは世界にはなればなれに立っている」、灰谷健次郎の「太陽の子」という小説4作品と、文部省の「民主主義」を無料で読むことができる。
また無料配信の期間、BOOK☆WALKERでは人道支援のための募金を受付中。集まった募金はウクライナの大使館、国境なき医師団、国連UNHCR協会などに寄付される予定だ。さらに書籍の無料配信に関連した取り組みとして、本日20時30分からはニコニコ生放送で「今こそ戦争について、考えよう」と題した番組をライブ配信。批評家で株式会社ゲンロン創業者の東浩紀氏、東京大学先端科学技術研究センター講師の小泉悠氏、防衛研究所政策研究部防衛政策研究室長の高橋杉雄氏、KADOKAWAの代表取締役社長で近畿大学情報研所長の夏野剛氏、慶応義塾大学総合政策学部教授の廣瀬陽子氏が出演する。